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○こちよ「最近あの人自分のこと「ぱんださん」って言われることに罪悪感があるらしいわよ」●ちよ「もうそんなに若くないんだからそういうかわいい呼ばれ方は微妙よね」


by panda-panda78

釉調合CDずっと机のなかですけど。

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と以前3回薪窯焼成した際にでた灰を取っておいて、先日掘ってきた「いま一番の売り出し中の粘土」のテストピースに塗り電気窯にて焼成。
なかなかいいではないか。灰がのった粘土に長石分が多く含まれていれば灰が溶けやすいそうで、溶け具合によっては「売り出し中粘土」に粉にした長石をちょっと加えようと思っていたのですが。。
中国の粘土はセリサイト系(絹雲母系)のなかでもイライトという種類のものが多く含まれており、わが社でも調合で粘りの多い粘土を作るときにはセリサイトを多くしておりまふ。
このくらいの粘りがあれば「売り出し」は単味(単体)でも使えそうである。

「あら、なかなかぱんださん詳しいのね」
「いや、そんなことないっすよ」

と、ぱんださん去年訓練校にいる時に考えていたのですが、
どこかに弟子入りしたりしなくても窯を作ったり、作品をつくったり、土を作ったり、ということは教えてもらうことなしでも本読んだり、試行錯誤したりでなんとかオレやりきれる、とふんだわけなんだけれども

「釉薬や粘土の成分の研究」
は、どーもオレ駄目だと。

中国で働けるということにも魅力を感じて応募したということもありますが「磁器の研究と開発」という今のわが社の求人をみて、おそらく長く陶芸を続けた時に自分のウィークポイントとなるであろう調合のところをつぶしておきたい、わからない時に経験のある人から聞きたい時に聞きたいという気持ちはありました。
と以前はIさんのあれこれ釉薬の話など細かくメモをしたものですが、どーも最近お互い慣れすぎたのか、僕も「Iギャグ」に疲れを見せているのか、なかなかメモ帳が減りません。
いけません、いけません。気持ちを新たにしなくては。

と電気窯で1220度で焼いただけなのですが、なかなかいい色にしあがっています。
ふと
「これならこの灰を作品にスプレーして電気窯で焼けばいいんじゃないか?」
との考えがよぎりますが、
いけません、いけません。せっかくの薪窯さんが泣いております。

とIさん及びみなさまご指導よろしくおねがいいたします。
そしてぱんださん午後いまさらの年賀状書きに必死になりすぎて過労気味のため、今日は早く寝ます。現在7位。あのマニアックブログ新党ぱんだが7位ですもの、いまだに信じられません。
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by panda-panda78 | 2008-01-09 19:00