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○こちよ「最近あの人自分のこと「ぱんださん」って言われることに罪悪感があるらしいわよ」●ちよ「もうそんなに若くないんだからそういうかわいい呼ばれ方は微妙よね」


by panda-panda78

ぱんくん

えーネタはたまっているのですがどうもエキサイトに変えてからモチベーションがあがらず、昨日は過去の記事をお引越ししました。えげれすさまには『それが外務っぽい』とのコメントをいただきましたが。。

むかーし、むかし、あめりかと日本が戦っているときの上野動物園のお話。
たたかいが激しくなり、東京にもついに爆弾(ばくだん)が落とされ始めた。
『えんちょう!もし爆弾が園内に落とされたら猛獣(もうじゅう)たちが逃げ出してしまいます』
『そうだな。特に象の花子が危険だな。田中君なんとかしてくれたまえ』
『・・・。はい』
田中くんはまだ花子が田中君よりも小さいころからずっと花子の世話をしてきた従業員(じゅうぎょういん)でした。

『花子・・。』
田中くんは重い足取りで花子が大好きなじゃがいもを持って柵に近づきました。じゃがいものうちひとつには毒が入っているのです。

(お別れだな、花子・・。)
と田中くんは毒が入っていないじゃがいもをまず投げました。花子がおいしそうに食べているのをみて田中君はますます胸がいたみました。

田中くんは意を決して毒の入ったじゃがいもを花子になげました。

するとどうでしょう。花子はじゃがいもを鼻でつまむと田中くんの方に投げ返すではありませんか。花子の眼にはうっすら涙がみえます。
『花子!』
田中君は花子の足にしがみつき、もうお前を殺すことなんかしないと強く誓い、人間と象という垣根を越えて涙をながしました。

そんなわけで『ぱんくん』はドリコムブログに残ったままになっているそうです。

おしまい。

by panda-panda78 | 2006-05-16 19:01 | 絵&ネタ